在宅勤務の日は、朝から夕方まで椅子に座りっぱなし。夜はそのままブログを書く。そうなると、椅子選びはけっこう大事です。
私が1年ほど使っているのは、ニトリの「オフィスチェア(OC702N)」。ソファーのような座り心地が気に入っています。ただ、仕事用チェアを調べてみると、2〜6万円の範囲だけでも考え方がまったく違うモデルが並んでいました。
この記事では、仕事用チェアの3つのタイプの違い、公式の仕様の比較、口コミ465件をもとにした6項目のレーダーチャート、特別枠として憧れのアーロンチェア、そして在宅勤務で選ぶならどう考えるかをまとめました。
※私が使っているのはニトリ OC702Nだけです。ほかの機種は使っていないので、メーカーの公式仕様と、楽天・ニトリ公式の口コミをもとに比べています。情報は2026年10月時点のものです。
🪑くつろぎ型・調整型・ゲーミングの違い
今回比べる5機種は、特徴が分かりやすいように当ブログで「くつろぎ型」「調整型」「ゲーミング」の3タイプに分けました。業界で決まった分け方ではありません。
| タイプ | 特徴 | この記事で比べる機種 |
|---|---|---|
| くつろぎ型 | 布張りでクッションが厚い。背もたれを倒して、頭や足を休められる | ニトリ OC702N |
| 調整型(エルゴノミクス) | 背中はメッシュが多い。ひじ掛けや腰の支え、座面の奥行きなどを体に合わせて調整できる | COFO Chair Lite/イトーキ サリダ YL9 |
| ゲーミング | 背もたれが高く、深く倒せる。首と腰にクッションが付くモデルが多い | AKRacing Nitro V2/AKRacing Wolf |
どれが正解というより、椅子に何を求めるかで選ぶタイプが変わります。
🛋️私が使っているのはニトリ OC702N(くつろぎ型)

ニトリの公式ページで分かる仕様はこうです。
- 値段:29,990円(税込)
- 座面の高さ:約47〜52cm
- 背もたれ:レバーでロックを外して、好きな角度で止められる
- 頭をのせる部分:角度を3段階に調整できる
- 足をのせる台(フットレスト)付き
- 生地:ポリエステル/保証:5年
在宅勤務とブログ作業で1年ほど使っていて、いちばん気に入っているのはソファーのような座り心地です。一方で、私が選んだ白い布地は、汚れが気になるところがあります。
なお、ニトリの公式ページには「一般家庭向けの商品」「業務使用を前提とした構造ではない」と明記されています。私は自宅での在宅勤務とブログ作業に使っていますが、購入前に確認しておきたいところです。
📊5機種のスペック比較
| ニトリ OC702N | COFO Chair Lite | イトーキ サリダ YL9 | AKRacing Nitro V2 | AKRacing Wolf | |
|---|---|---|---|---|---|
| タイプ | くつろぎ型 | 調整型 | 調整型 | ゲーミング | ゲーミング |
| 表示価格(税込) | 29,990円 | 39,980円 | 57,990円 | 53,130円 | 49,830円 |
| 最大保証年数 | 5年 | 3年 | 3年 | 5年 | 5年 |
| 座面の高さ | 約47〜52cm | 45〜53cm | 42.5〜51.5cm | 33〜40cm | 33〜40cm |
| 背もたれの角度 | 好きな角度で固定 | 最大127度 | 最大126度(4段階で固定) | 最大180度 | 最大180度 |
| 頭の支え | ○(角度3段階) | ○(高さ・角度) | ○(高さ・角度) | ○(クッション) | ○(クッション) |
| ひじ掛けの調整 | 記載なし | ○ | ○(上下9段階) | ○(上下) | ○(上下) |
| 腰の支え | 記載なし | ○ | 記載なし | ○(クッション) | ○(クッション) |
| 座面の奥行き調整 | 記載なし | ○ | ○(5段階) | 記載なし | 記載なし |
| 足置き | ○ | ○ | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
表の「背もたれの角度」から「足置き」までが、それぞれの椅子に付いている機能です。
⭐口コミ465件で見る6項目の評価
座り心地やデザインは、仕様の数字だけでは比べられません。そこで、楽天とニトリ公式に載っている口コミ計465件を集めて、6つの項目で点数にしました。

| 座り心地 | 組み立てやすさ | 調整機能 | 長時間快適性 | デザイン | コスパ | 合計(30点) | 口コミ | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ニトリ OC702N(私が使用中) | 4.5 | 4 | 5 | 2.5 | 2.5 | 4.5 | 23 | 51件 |
| COFO Chair Lite | 5 | 4 | 4 | 4 | 5 | 4.5 | 26.5 | 156件 |
| イトーキ サリダ YL9 | 4 | 3.5 | 3 | 4 | 4.5 | 4 | 23 | 124件 |
| AKRacing Nitro V2 | 5 | 3.5 | 5 | 4.5 | 5 | 4 | 27 | 52件 |
| AKRacing Wolf | 5 | 4.5 | 3.5 | 4.5 | 5 | 3.5 | 26 | 82件 |
点数の付け方はこうです。
- 口コミを文ごとに分けて、6つの項目のどれについて書いた文かを言葉で振り分けました
- その文が好意的か否定的かを判定して、口コミ1件ごとにまとめました
- 好意的な口コミの割合を1〜5点に換算しています(全部が好意的なら5点、半々なら3点。0.5点刻み)
- 前に使っていた椅子の話や、購入のきっかけの文は数えていません
あくまで当ブログによる参考の採点で、機械的に分類しているため誤りも含みます。項目によっては、点数の元になった口コミが数件しかないものもあります(例:OC702Nの長時間快適性は6件、Wolfのデザインは3件)。また、OC702Nはニトリ公式の口コミが中心で星1〜2の声もそのまま載っているのに対し、ほかの4機種は楽天の口コミが中心です。口コミの集まり方が違う点も、差し引いて見てください。
口コミから見えたことはこうです。
- 合計はNitro V2が27点、COFO Chair Liteが26.5点、Wolfが26点、OC702NとイトーキYL9が23点でした
- 座り心地は、COFO・Nitro V2・Wolfが5点。OC702Nも4.5点と高めでした
- OC702Nは調整機能が5点。好きな角度で止められるリクライニングや、足置き、頭の角度調整を好意的に書いた口コミが多くありました
- 一方で、OC702Nは長時間快適性とデザインが2.5点。「座面が柔らかすぎて腰が痛くなった」という口コミが3件、「白い布なので汚れが目立つ」という口コミが複数ありました
- イトーキYL9は調整機能が3点。「座面をもう少し低くしたい」「ひじ掛けがガタつく」といった声がありました
私自身は、1年使って腰が痛くなったことはありません。ただ、柔らかい座面が合うかどうかは人によって違うようです。汚れについては、口コミの声と同じく私も気になっているところです。
🔍5機種それぞれの特徴
ニトリ OC702N|値段と保証が強いくつろぎ型。私が使用中
5機種の中でいちばん手頃で、保証も5年と長めです。足置きと頭をのせる部分が付いているので、作業の合間に背もたれを倒してひと息つけます。
そのぶん、座面の高さを変えられる幅は約5cmと、5機種の中ではいちばん狭め。ひじ掛けや腰の支えの調整も、公式ページには書かれていません。細かく調整するより、ゆったり座りたい人向けの椅子です。
COFO Chair Lite|今回比べた6項目をすべて搭載
頭の支え(高さと角度)、ひじ掛け、腰の支え、座面の前後、足置きと、表の6項目が全部そろっているのは、今回の5機種ではこの機種だけです。背もたれは最大127度まで倒せます。日本で企画されたブランドで、保証は3年です。
イトーキ サリダ YL9|事務家具メーカーの定番
オフィス家具のイトーキが家庭向けに出しているシリーズです。体重に合わせて背もたれの硬さが自動で変わる仕組み(体重感応式シンクロロッキング)で、背もたれは最大126度、4段階で固定できます。ひじ掛けは上下9段階、座面の奥行きは5段階で調整できます。
保証は部分によって違い、外観の仕上げは1年、動く部分は2年、骨組みは3年です。今回掲載した価格では、5機種の中で最も高い57,990円です。
AKRacing Nitro V2|最大180度まで倒せて保証5年
ゲーミングチェアの定番ブランドです。背もたれは最大180度まで倒せるため、同じブランドのWolfと並んで、今回の5機種ではリクライニング角度が最も大きいモデルです。首と腰にはクッションが付き、保証は5年です。
公式の数字では、座面の高さは33〜40cmで、ほかの機種より低めの表記になっています。机の高さと合うかは、購入前に確認しておくと安心です。
AKRacing Wolf|Nitro V2と同じ作りの布張りモデル
AKRacingのゲーミングチェアのうち、布張り(ファブリック)のモデルです。公式の仕様では、座面の高さの調整幅(33〜40cm)や最大180度のリクライニング、上下に動くひじ掛け、取り外せる首と腰のクッション、5年保証はNitro V2と同じです。
違いは張り地と値段で、表示価格は49,830円とNitro V2より手頃です。レザー調よりも布の肌ざわりが好みなら、比べてみる価値があります。
💺特別枠|憧れのアーロンチェアは何が違う?
仕事用チェアを調べていると、必ず名前が出てくるのがハーマンミラーのアーロンチェアです。今回の予算からは大きく外れますが、特別枠として公式の情報を見てみました。
- 価格:2026年10月16日時点の通常価格で268,400円(税込)〜。サイズや仕様によって上がります
- 保証:12年
- サイズ:体格に合わせてA・B・Cの3サイズから選ぶ
- 機能:背骨全体を支える調整式の「ポスチャーフィットSL」、自然な動きで倒れる「ハーモニック2チルト」など
268,400円で比べると、私のOC702N(29,990円)の約9倍。保証の12年で単純に割れば、1年あたり約2.2万円です。…と計算して自分を納得させたくなるのが、アーロンチェアのこわいところです(笑) もちろん、保証期間=使える年数という意味ではありません。
👨💻在宅勤務パパ目線の選び方
| こんな人は | 候補 |
|---|---|
| ソファーのようにゆったり座りたい。値段もおさえたい | ニトリ OC702N |
| 頭・ひじ・座面などの調整項目を重視したい | COFO Chair Lite/イトーキ サリダ YL9 |
| 最大180度のリクライニングを重視したい | AKRacing Nitro V2/Wolf |
| 布張りのゲーミングチェアがいい | AKRacing Wolf |
座り心地は人によって違うので、店頭で座ってみられるならそれがいちばんです。そのとき、ふだん使っている机の高さを測っておくと、座面の高さが合うかをその場で確かめられます。
また、白や明るい色の布張りは部屋になじみますが、私のように汚れが気になることもあります。小さい子どもがいる家では、色や素材も選ぶポイントになると思います。
📝まとめ|仕事用チェアは「何を求めるか」でタイプから選ぶ
- 今回の5機種は、くつろぎ型・調整型・ゲーミングの3タイプに分けると違いが分かりやすい
- 私は在宅勤務とブログ作業で、ニトリ OC702Nを1年ほど使用。ソファーのような座り心地が気に入っている。白い布地なので汚れは気になる
- 公式の仕様で比べると、値段はOC702N、保証の長さはOC702NとAKRacing、表の機能が全部そろっているのはCOFO Chair Lite、座面の高さの調整幅はイトーキ サリダ YL9、倒せる角度はAKRacingの2機種が強い
- 口コミ465件を6項目で採点すると、合計はNitro V2・COFO Chair Lite・Wolfが上位。OC702Nは座り心地と調整機能が高い一方、長時間快適性とデザイン(汚れやすさ)は低め。私は1年使って腰が痛くなったことはない
- 口コミの点数は参考。座れるなら座ってから
毎日何時間も座る椅子は、仕事の道具であり、家での居場所でもあります。自分が椅子に何を求めているかを考えるきっかけになればうれしいです。


コメント