共働きで平日は掃除機をかける時間がなかなか取れない。そんな家で頼りになるのがロボット掃除機です。
私はAnker(アンカー)のロボット掃除機「Eufy RoboVac G30」を5年ほど使っています。1階の玄関、洗面所、LDK、和室をまるごと、毎日掃除してくれています。ゴミを吸うだけのシンプルなタイプですが、床にホコリがたまらなくなったのは大きいです。
ただ、たまに何かに挟まって動けなくなっていることがあります。サイドブラシも年に1回くらい壊れますが、毎日動いている消耗品なので、こんなものかなと思っています。
今のロボット掃除機は、ゴミを自動で集めたり、水拭きまでしたりと、5年前よりできることがかなり増えています。そこで、人気の5機種を公式の仕様と口コミで比べてみました。いちばん高い機種といちばん安い機種も、特別枠で紹介します。
※私が使っているのはEufy RoboVac G30だけで、この記事で比べる5機種と特別枠は使ったことがありません。メーカーの公式仕様と、楽天・Amazon・価格.comの口コミをもとに比べています。情報は2026年10月時点のものです。
🤖今のロボット掃除機は「ゴミ収集」と「水拭き」で選ぶ
今回比べる5機種は、充電台(ステーション)でできることで3つに分けるとわかりやすいです。
| タイプ | できること | この記事の機種 |
|---|---|---|
| 充電台だけ | 本体のゴミ箱を自分で捨てる。水拭きは使い捨てシートなど | ルンバ Mini Slim |
| ゴミ収集ステーション付き | 本体のゴミを台が自動で回収する。ゴミ捨ての目安はメーカーや使い方で変わる | エコバックス DEEBOT N30 PLUS、Roborock Q7B+、SwitchBot K11+ |
| 全自動ステーション付き | ゴミ収集に加えて、水拭きのモップを台が洗って乾かす | Anker Eufy Omni C28 |
私のG30は「充電台だけ」のタイプなので、本体のゴミ箱は自分で捨てています。台の機能が増えるほど手間は減りますが、そのぶん値段も上がり、台も大きくなります。
📊5機種のスペック比較
| Anker Eufy Omni C28 | エコバックス DEEBOT N30 PLUS | iRobot ルンバ Mini Slim | Roborock Q7B+ | SwitchBot K11+ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 吸引力(公表値) | 15,000Pa | 10,000Pa | 公表なし | 8,000Pa | 6,000Pa |
| 自動ゴミ収集 | あり | あり | なし(充電スタンドのみ) | あり | あり |
| 水拭き | ローラーモップ(台で自動洗浄・温風乾燥) | モップ+水タンク(300mL) | 使い捨てシート | モップ+水タンク(水量3段階) | 使い捨てシート |
| 本体の高さ | 11.1cm | 10.4cm | 9.2cm | 9.9cm | 9.2cm |
| 本体の大きさ | 32.7×35.0cm | 35.3×35.0cm | 24.5×24.5cm | 32.5×32.7cm | 直径24.8cm |
| 公式価格 | 99,990円 | 69,800円 | 39,800円 | 69,800円※ | 59,800円 |
ルンバ Mini Slimは幅・奥行24.5cm、SwitchBot K11+は直径24.8cmと、今回の5機種では小型で、高さもどちらも9.2cmです。十分なすき間がある家具の下なら入りやすいサイズですが、水拭きは使い捨てシートです。
🎯7つの項目でレーダーチャートにしてみた

7つの項目のうち、4つはメーカー公表の仕様と価格、3つは口コミで点数を付けました。基準は当ブログで決めたものなので、全部書いておきます。
- ゴミ捨ての手軽さ:自動ゴミ収集あり=5/なし=1
- 水拭きの自動化(水拭きの性能ではなく、どこまで自動か):台でモップを自動洗浄・乾燥=5/本体にモップと水タンク=4/使い捨てシート=3
- 本体の低さ:9.2cm以下=5/9.9cm以下=4/10.4cm以下=3/11.1cm以下=2
- コスパ(機能と公式価格):「ゴミ捨ての手軽さ」と「水拭きの自動化」の点数の合計(10点満点)を公式価格(万円)で割り、1万円あたりの機能点がいちばん高い機種を5点として、ほかの機種は比例で点数にしました(0.5点きざみで切り捨て)
- 吸引・止まりにくさ・静かさの口コミ評価(参考値。製品の性能を測った数字ではありません):その項目に触れている口コミだけを対象に、口コミ1件ごとに好意的か否定的かを分けて、「1+4×好意的な口コミの割合」で点数にしました(0.5点きざみ)。「止まりにくさ」は、引っかかる・挟まる・段差やコードで動けなくなる、といった声を数えています
コスパは、値段だけでなく「その値段でどこまで自動になるか」も見るために、次のように計算しました。
| 機能点 (10点満点) | 公式価格 | 1万円あたり の機能点 | コスパ | |
|---|---|---|---|---|
| SwitchBot K11+ | 8点 | 59,800円 | 1.34 | 5 |
| エコバックス N30 PLUS | 9点 | 69,800円 | 1.29 | 4.5 |
| Roborock Q7B+ | 9点 | 69,800円 | 1.29 | 4.5 |
| ルンバ Mini Slim | 4点 | 39,800円 | 1.01 | 3.5 |
| Anker Eufy Omni C28 | 10点 | 99,990円 | 1.00 | 3.5 |
Eufyは機能点が満点でも値段が約10万円なので、1万円あたりで見るとほかの機種より低くなります。反対にルンバ Mini Slimは5機種でいちばん安いものの、ゴミ収集の台がなく水拭きもシートなので、機能点が低くなりました。
吸引力はiRobotが数値を公表していないため、公表値ではなく口コミで点数にしました。障害物をよける仕組みはメーカーごとに違い、公式の仕様だけでは並べて比べにくいので、別の物差しとして「途中で動けなくなりにくいか」を口コミから見ました。障害物をよける性能そのものの点数ではありません。
口コミは、楽天・Amazon・価格.comの商品ページに載っているレビューを5機種で計1,426件確認しました(ルンバ Mini Slim 518件、Roborock 484件、Eufy 255件、SwitchBot 115件、エコバックス 54件)。ただし点数に使ったのは、その項目について書かれていた口コミだけです。件数は次のとおりです。
| Eufy | エコバックス | ルンバ | Roborock | SwitchBot | |
|---|---|---|---|---|---|
| 吸引に触れた口コミ | 19件 | 17件 | 50件 | 52件 | 17件 |
| 止まりにくさに触れた口コミ | 25件 | 16件 | 73件 | 73件 | 28件 |
| 静かさに触れた口コミ | 33件 | 9件 | 76件 | 85件 | 24件 |
本体の仕様がほぼ同じ兄弟モデル(ルンバ Mini+AutoEmpty、Roborock Q7B)の口コミも参考に含めています。エコバックスとSwitchBotは、楽天の口コミに別の型番(N20シリーズ、K11+ Pro)が混ざっていたため、楽天の分は除きました。そのため件数が少なめで、特にエコバックスの静かさは9件だけの参考値です。
合計は、エコバックスとSwitchBotが30点、Roborock Q7B+が29.5点、Eufyが27点、ルンバMini Slimが25点でした。Eufyは今回の5機種で唯一、ゴミ収集に加えてモップの自動洗浄・温風乾燥までできますが、そのぶん値段が高く、コスパと本体の高さで点が下がっています。どこまで自動にしたいかで、選ぶ機種は変わります。
💬口コミでわかったこと
- Eufy Omni C28:確認した口コミでは「障害物をよけてくれる」「カーペットでは自動で吸引を強くする」という声がある一方、「充電台に斜めに入って乗り上げていた」という声もありました
- エコバックス DEEBOT N30 PLUS:「1cmくらいの段差なら乗り越える」「髪の毛が絡まりにくい」という声がありました。静かさについての口コミは少なめですが、否定的な声はありませんでした
- ルンバ Mini Slim:確認した吸引に関する口コミでは、「小さいのに吸引はパワフル」という好意的な声が多くなりました。一方で「玄関の段差で動けなくなった」という声や、ゴミを本体のゴミ箱に吸い込むときの音が気になるという声もありました
- Roborock Q7B+:確認した口コミでは「音が静か」「マップを作ると上手によけるようになった」という声が多い一方、「扇風機や椅子の脚に乗り上げることがある」という声もありました
- SwitchBot K11+:「導入してからホコリが気にならなくなった」と吸引の評価は高めでした。止まりにくさは好意的な声と否定的な声がほぼ半々で、「ケーブルを床に置かないよう気をつけている」という声もありました
今回確認した口コミでは、複数の機種でコードや家具の脚、段差などで動けなくなったという声がありました。私のG30でもたまに挟まって止まっているので、動かす前にコードなど巻き込みやすい物を床から片付けておくと、途中で止まるのを減らしやすいと思います。
🔍5機種それぞれの特徴
Anker Eufy Omni C28|ゴミ収集もモップ洗いも自動の全部入り
私のG30と同じEufyの、今のモデルです。吸引力は最大15,000Paで、吸引力を公表している4機種の中では最大です。ローラー式のモップで水拭きし、モップは台が自動で洗って温風で乾かします。ゴミも台が自動で集めます。一方、本体の高さは11.1cmと5機種でいちばん高く、値段も公式ストアで99,990円(2026年10月27日時点)と5機種でいちばん高めです。販売店やセールによって大きく変わります。
エコバックス DEEBOT N30 PLUS|紙パックのいらないゴミ収集
価格.comのロボット掃除機の人気ランキングで1位(2026年10月27日確認時点)のモデルです。吸引力は10,000Paで、紙パックのいらないゴミ収集の台が付いています。水拭きは本体にモップと水タンク(300mL)を付ける方式で、モップは自分で洗います。公式によると、20mmの段差を越えられます。
iRobot ルンバ Mini Slim|幅24.5cm・高さ9.2cmの小型ルンバ
幅24.5cm・高さ9.2cm・重さ約2.0kgの小さなルンバです。充電スタンドは立てて置けるので、置き場所を取りにくい作りです。水拭きは使い捨てシートで、市販のフローリング用シートも使えると公式に案内されています。ゴミの自動収集はないので、ゴミ捨ては自分でします(同じ本体でゴミ収集の台が付く「ルンバ Mini+AutoEmpty」もあります)。
Roborock Q7B+|Roborock史上いちばん小さい本体にゴミ収集
Roborockの中でいちばん小さい本体に、ゴミ収集の台が付いたモデルです。公式サイトの希望小売価格は69,800円で、ロボロック公式の楽天市場店では、2026年10月27日時点でセール価格の49,800円でした。吸引力は8,000Paで、レーザーで部屋の地図を作って動きます。水拭きは本体のモップと水タンクで、水の量を3段階で変えられます。
SwitchBot K11+|直径24.8cmの小型でゴミ収集付き
直径24.8cm・高さ9.2cmの小さな本体に、ゴミ収集の台が付いたモデルです。吸引力は6,000Paで、ゴミは台の紙パックにたまります。水拭きは使い捨てシートを付ける方式です。上位モデルの「K11+ Pro」は吸引力が2倍の12,000Paなので、買うときは型番を確認してください。
💰特別枠①|価格.comで最高値だった:ルンバ Max 875 Combo
2026年10月27日に、価格.comでロボット掃除機を値段の高い順に並べてみました。業務用を除くと、いちばん高かったのが10月21日に発売されたiRobotの「Roomba Max 875 Combo+AutoWash 充電ステーション」です。
- 値段:249,800円(公式オンラインストア)
- 吸引力:Roomba Plus 505の5倍とメーカーが説明(数値は非公表)
- 水拭き:約60℃の温水ミストを出しながらローラーモップで拭き、台がモップを約80℃の温水で洗って乾かす
- ゴミ収集:台が自動で集めて、最大3か月ゴミ捨て不要
- 段差:最大3.5cmまで乗り越え
5機種の公式価格の約2.5〜6倍の値段です。ゴミ収集・モップ洗浄・乾燥まで自動にしたい人が比べる候補になる、最上位のモデルです。
🪙特別枠②|いちばん安い:ベルソス VS-N001SY
反対に、同じ日に値段の安い順に並べたとき、いちばん安かったのがベルソスの「VS-N001SY」です(床拭き専用のロボットは除きました)。メーカー直営のユアサeネットショップでの価格は8,980円(2026年10月27日時点)です。落下防止センサーやぶつかったときのセンサー、モップモード、リモコンが付いた、シンプルなタイプです。
部屋の地図を作る機能や自動ゴミ収集の台は、商品説明には見当たりませんでした。地図を作る機能や自動ゴミ収集より、本体の安さを優先して比べたいときの参考枠です。
👨👧共働きパパ目線の選び方
| こんな人は | 候補 |
|---|---|
| ゴミ捨てもモップ洗いも任せたい | Anker Eufy Omni C28 |
| ゴミ収集付きで値段をおさえたい | SwitchBot K11+ |
| 本体のモップと水タンクで水拭きもしたい | Roborock Q7B+ |
| 紙パックのいらないゴミ収集がいい | エコバックス DEEBOT N30 PLUS |
| 小さめで低い本体がいい | ルンバ Mini Slim |
| 最上位の機能を比べてみたい | ルンバ Max 875 Combo(特別枠) |
| まずは安く試してみたい | ベルソス VS-N001SY(特別枠) |
私の5年の経験では、ゴミを吸うだけのタイプでも、毎日動いてくれるだけで床はかなりきれいに保てます。今から選ぶなら、ゴミ捨ての手間が減るゴミ収集の台付きが便利そうだと感じました。サイドブラシなどの消耗品は交換しながら使うものなので、交換部品が手に入りやすいかも見ておくと安心です。
📝まとめ|どこまで自動にしたいかで選ぶ
- 今のロボット掃除機は、「ゴミ収集」と「水拭き」をどこまで自動にするかで選ぶ
- 公式の仕様で比べると、ゴミ収集とモップの洗浄・乾燥まで自動なのはEufy、機能と値段のバランス(コスパ)がいいのはSwitchBot・エコバックス・Roborock、値段がいちばん安いのはルンバ Mini Slim、本体の低さはルンバ Mini SlimとSwitchBot
- 確認した口コミでは、複数の機種で「コードや段差で止まった」という声があり、動かす前に床を片付けておくと安心
- 私はEufy RoboVac G30を5年使っていて、1階を毎日掃除してくれている
平日の掃除を少しでもラクにする1台を選ぶ参考になればうれしいです。

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