子どもの服の衣替えをしていると、我が家ではこのような服が出てくることがあります。それはタグが付いたまま、一度も着ないままサイズアウトした服です。
我が家は小学生と保育園児の2人きょうだい。衣替えは、休みの日に妻と2人でまとめてやります。そのたびに「あ、これ着せるつもりやったのに」と言っている気がします。
そして、出てくるのは人からもらった服と、安い時期に先回りして買っておいた服。忘れていた服は、だいたいこの2つです。
この記事では、子ども服の衣替えで「着ないまま終わる服」がなぜ生まれるのかと、我が家がやっている段取りをまとめました。きれいな収納の作り方ではなく、共働きの我が家が、限られた時間で年2回の衣替えをどう乗り切っているかの話です。
衣替えで消えるのは、着倒した服ではない
我が家の子ども服は、「傷んだから手放す」より「サイズアウトしたから手放す」ことのほうが多いです。着られる期間に、はっきり終わりがあります。
だから、衣替えでもったいないと感じるのは、擦り切れるまで着た服ではありません。一度も袖を通さないまま小さくなった服です。もとの値段が高いか安いかに関係なく、これがいちばん損をした気持ちになります。
これはうっかりだけではなく、しまい方にも原因があるのかもしれません。
なぜ「もらった服」と「先に買った服」を忘れやすいのか
我が家で行方不明になる服には、共通点がありました。それはまだ見慣れていない服、言いかえると子ども本人が選んでいない服だということです。
我が家の子ども服は、基本的に子ども自身が選んで買っています。本人が気に入って選んだ服なので、家に持ち帰ったその週には「これ着る」と言い出します。だから、買った服はすぐに出番がきます。
一方で、もらった服は、こちらの都合とは関係なくやってきます。サイズが今より少し大きいことも多く、「もう少し大きくなったらね」と言って、そのまま引き出しの奥に入ります。子どもが自分で選んだ服ではないので、本人から「これ着たい」と言い出すこともありません。
安い時期に買っておいた服も同じです。来年のことを考えて、親がワンサイズ上を選んで買っておく。この買い方自体は悪くないのですが、本人が選んだ服ではないうえ、「いつ出すか」も決めないまま、しまう場所だけ決めてしまうところに落とし穴があります。

しまった服は、次の衣替えまで目に入りません。半年後に出てきたときには、季節が合っていても、すでにサイズが合わなくなっていることがあります。
我が家の衣替え:休みの日に、夫婦2人でまとめてやる
片づけの記事を読むと、「少しずつ進める」「衣替えのいらない収納にする」という方法がよく出てきます。合う家庭には良い方法だと思います。
ただ、我が家では続きませんでした。平日の夜に少しずつやろうとすると、途中で子どもが呼びに来て中断し、出しかけの服が床に積まれたまま次の日を迎えます。結局、休みの日に妻と2人で、一気に終わらせる形に落ち着きました。
2人でやる理由は、早いからだけではありません。「これ、もう入らへんよな?」を、その場で決められるからです。1人でやると、迷った服を「あとで聞こう」と横に置いてしまい、その山がそのまま来年まで残ります。
当日にやることは、だいたいこの順番です。
- 引き出しと収納ケースから、子どもの服を全部出す
- 「今の季節に着る」「まだ大きい」「もう入らない」の3つに分ける
- 「もう入らない」は、その日のうちに売る分と処分する分に分ける
- 「まだ大きい」は、いつごろ出すかを付箋に書いて貼っておく
ポイントは4つ目です。ここを飛ばすと、また来年の衣替えで再会することになります。
サイズアウトした服はメルカリへ
我が家は、きょうだいの性別が違います。そのため、上の子の服を下の子に回す、といういわゆるお下がりがほとんど成立しません。保管しておく理由がないので、サイズアウトした服はメルカリに出しています。
出してみて分かったのは、子ども服は1点あたりの値段は安いけれど、よく売れるということです。子ども服は着られる期間が短いこともあり、「新品でそろえるより、少し安く手に入れたい」という需要があるのだと思います。
大きく稼げるわけではありません。それでも、捨てるはずだった服が次の誰かに回って、次の買い物代の足しになると考えると、衣替えの手間が少し報われます。
我が家では、売る服は衣替えの日にそのまま写真を撮るようにしています。「あとでまとめて出そう」と別の袋に入れると、その袋ごと存在を忘れます。着ないまま終わる服と、同じ道をたどります。
来年、同じことを繰り返さないための置き方
ここ数年で、我が家が変えたことは3つです。
まだ着ていない服は、奥にしまわない
もらった服と、先に買っておいた服は、他の服と混ぜずに手前にまとめます。開けたときにいちばん先に目に入る場所に置くだけで、出番を思い出しやすくなります。
ケースには「サイズ」と「季節」を書く
「冬物」だけでは足りませんでした。「130 冬」のようにサイズまで書いておくと、開けなくても、今年出す箱かどうかが分かります。中身を全部出して確認する時間が減ります。
「次の衣替えまでに着る服」として扱う
ワンサイズ上の服を買ったときは、「来年の冬」ではなく「次に寒くなったら最初に着せる服」と決めてしまいます。しまう場所を決める前に、出す時期を決める。これだけで、着ないまま終わる服はかなり減りました。
それでもゼロにはなりません。子どもの伸び方は読めないので、思ったより早く小さくなることもあります。ただ、「存在を忘れていた」が理由の分は、置き方を変えるだけで減らせます。
まとめ
- 子ども服の衣替えでもったいないのは、着倒した服ではなく、一度も着ないままサイズアウトした服
- 忘れるのは「もらった服」と「親が先に買っておいた服」=子ども本人が選んでいない、見慣れていない服
- 我が家は、休みの日に夫婦2人でまとめてやる。迷った服をその場で判断できるのが大きい
- 我が家はきょうだいの性別が違い、お下がりをほとんど回していない。サイズアウトした服はメルカリへ(安いけれど、よく売れる)
- まだ着ていない服は手前に置き、ケースにはサイズと季節を書き、しまう前に出す時期を決める
衣替えは、服を入れ替える作業だと思っていました。でも実際にやっているのは、持っている服を思い出す作業です。今年の衣替えでは、全部をきれいに整理しようとしなくても大丈夫です。まずは「まだ着ていない服」だけ、先に出してみてください。

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