宅食っていいな、と思いつつ、うちはまだ頼んだことがありません。
気になってはいるんですよね。平日の夕飯、毎回バタバタしてますし。ただ「高いって聞くしな…」「続かなかったって話も見るしな…」で止まったまま、もう何回目かの検討をしてます😅
なので今回は、使ってる人の話をひたすら読みました。レビュー記事や体験談を9本、そこに出てくる利用者の声を28件。やめた人と続けてる人を分けて、1件ずつ数えてみたんです。
そしたら、思ってたのとだいぶ違いました。やめた人と続けてる人は、ほぼ半々。しかも続けてる人は、不満がないから続けてるわけじゃなかったんですよね。
数えてみたら、やめた人と続けてる人はほぼ半々だった
集めた28件のうち、「続けている」「やめた」がはっきり書かれていたのは19件でした。
- 続けている … 9件(最長は3年、1年超、4か月、3か月など)
- やめた・休止・やめたい … 10件
「やめた」という記事のほうが目につきやすいので、私はもっと偏ってると思ってました。実際はほぼ半々。しかも続けてる側には、3年とか1年超とか、けっこう長い人がいます。
で、この9件を読み直して、いちばん意外だったのがここでした。
続けてる人は、不満がないわけじゃなかった
続けている9件のうち4件は、気になる点を書きながらも続けていました。
- 配達の時間枠が2時間の中で毎回ずれるのが気になる
- 配達員さんが毎回違って、家の場所を説明し直すのが手間
- 正直、ちょっと飽きてきた
- 原材料を見たら思ってたのと違って、ちょっとショックだった
それでも続いてるんですよね。
これ、私にはけっこう救いでした。「全部満足じゃないと続かない」わけじゃないということなので。私自身は、これで「合わなかったらどうしよう」と考えすぎなくてもいいのかも、と思いました。
逆に言うと、やめた人との差は「不満があったかどうか」じゃない。じゃあ何が違ったのか、というのが今回のいちばんの関心事でした。
続いてる人がやっていたこと3つ
9件を読み比べていると、何度か出てきたのがこの3つです。
1. 「献立を考える」を手放せている
続けてる人たちの文章に、「献立を考えなくてよくなった」という声が複数の記事に出てきました。調理がラクになった、より先にそこを挙げている人もいたんですよね。
今回読んだ記事の中には、「毎日何にするかを考えるのがしんどい」という声もありました。作る手間だけじゃなく、毎日決め続けること自体が負担になる。そこが外れるのが大きいみたいです。
作るのを外注したつもりで、実は「決める」を外注できているかどうかが効いてる。読んでてそう感じました。
2. 休みながら使っている
「毎週きっちり頼む」人ばかりではありませんでした。
今回読んだ記事では、スキップ(お休み)を使っている人がいました。「LINEでポチッと無限に休める」と書いている人もいて、この気楽さが続く理由になっているようです。サービスによっては、こうした仕組みを用意しているものもあります。
「定期便だから毎週受け取らないと」と身構えなくていい、というのは知らなかったです。
3. 「作れない日」の保険として置いている
全部の夕飯を宅食にしよう、という使い方ではありませんでした。
体調がしんどい時期に助かった、「もう今日は作れない」という日を支えてくれる、という声がありました。毎日を置き換えるんじゃなく、崩れる日を防ぐ。そういう位置づけです。
この3つ、どれも頼み方の話なんですよね。サービスの良し悪しというより、こちらの使い方。ここは真似できそうです。
宅食は高い? 食費は「上乗せか、置き換えか」で変わる
私がいちばん気にしてた値段の話も、数えてみると意外でした。
やめた10件のうち、食費を理由に挙げていたのは1件だけだったんです。いちばん多かったのは「飽きた・味が合わない」の5件でした。
| やめた理由(10件・複数回答) | 件数 |
|---|---|
| 飽きた・味が合わない | 5 |
| 量が合わない | 4 |
| 配送枠が取れない・受け取れない | 3 |
| 子ども・家族が食べない | 3 |
| 添加物・産地・アレルギー | 2 |
| 食費が増えた | 1 |
もちろん今回読んだ範囲での話なので、これが全体の傾向とまでは言えません。ただ、「宅食は高いから続かない」と身構えていた私の前提は、ちょっと外れていたみたいです。
そのうえで、食費の話にはヒントがありました。今回読んだ記事の中に、同じサービスの、同じ週3食プラン(週9,990円)を使った人が2人いたんです。
- 続けてる人(フルタイム共働き・4か月継続)…食費は「無駄買いと、消極的な外食が減ったぶんで相殺されてる」
- やめた人(40代・共働き)…食費が月5.2万円→8.2万円に。「想定は6.2万くらいだったのに2万増えた」のが理由
同じ金額を払って、片方は「増えてない」、片方は「2万増えた」。払った額は同じなのに、家計への効き方が逆なんですよね。
少なくとも今回読んだ2人では、買い物や外食が減ったかどうかで、食費への影響が違っていました。続けてる人は買い物に行く回数そのものが減っていて、「今日はもう無理」で頼んでたデリバリーも減ったと書いています。その人の場合は、宅食代を払ったぶん、別のところの出費が減っていました。
逆に、スーパーでの買い物がいつもどおりなら、その金額はこれまでの食費に上乗せされやすくなります。「足りなかったら困るから」と一応買っておくと、そうなることもありそうです。
つまり、頼む回数を減らせば安くなる、という単純な話ではなさそうでした。頼んだぶん、ほかの食費が実際に減るかどうか。ここを最初に考えておけば、宅食代が今の食費にどれくらい影響するかはイメージしやすくなりそうです。
申し込む前に考えておきたい5つのポイント
やめた理由って、どの記事でも7つ8つ並んでるんですが、全部おなじ扱いで書いてあるんですよね。読んでても「で、うちの場合はどこを見ればいいんだろう」が分からない。
なので、並べ方を変えてみました。今回出てきた理由は、申し込む前に考えておきたいポイント5つに整理できます。
1. 家族の口に合いそうか|今回の10件ではいちばん目立った
「飽きた・味が合わない」5件、「子どもや家族が食べない」3件。まとめて見ると、ここに関する声が目立ちました。
大人と一緒に食べられるよう薄味にしてあるサービスもあって、今回読んだ記事の中には、子どもが味や副菜を好まず残してしまったという声もありました。
今回の10件では、ここに関する声が特に多かったので、頼む前に確認しておきたいところです。味の方向性は、頼む前にいちばん確かめておきたいところですね。
2. 量と頻度を選べるか
「量が合わない」4件。多すぎる人もいれば、足りない人もいました。
ここは頼む食数と頻度の組み合わせで変えられる部分があります。多すぎるなら食数を減らす、毎週じゃなくしんどい週だけにする。さっきの「休みながら使う」がそのまま効くところです。
3. ちゃんと受け取れるか
「配送枠が取れない・受け取れない」3件。ここ、意外と見落とされてる気がします。
冷蔵で届くタイプでは、置き配に対応していないサービスもあります。今回読んだ記事では、対面での受け取りが必要というケースが紹介されていました。受け取れなかったときの扱いも、サービスや配送方法によって違います。時間外や翌日の再配達に対応していなかったり、受け取れなくても料金が発生したりするケースも、サービスによってはあります。
仕事や外出で家を空ける時間が長い家庭だと、ここがけっこう効きます。味とか値段の前に、まず受け取れる曜日と時間があるか。ここは申し込む前に確認しておけば、まるごと避けられる話です。
4. 原材料・産地・アレルギーの条件が合うか
「添加物・産地・アレルギー」2件。「全部の料理にアミノ酸が入っていた」「国産原料が少ない」といった声や、家族にアレルギーがあって対応がなかった、というものです。
これは頼み方では変えられないので、そもそも自分の家の条件に合うサービスかどうかを先に見る話になります。アレルギーがある場合は特に、対応状況を申し込む前に確認しておきたいところですね。
5. 買い物と外食を減らせそうか
さっきの食費の話です。件数としては1件だけでしたが、金額が大きいぶん、先に考えておく価値があります。
ほかの4つと違って、これはサービス側ではなく、こちらの使い方の問題です。頼んだ週にスーパーへ行く回数を減らせるか。ここを決めておけると、値段の心配はかなり小さくなりそうです。

飽きてきたら、休めばいいらしい
もうひとつ、数えていて気づいたことがあります。
3年使ってる人が2人いて、2人とも「飽きた」と書いていました。続けている人の中にも「飽きてきた」と書いている人がいます。少なくとも今回読んだ口コミでは、「飽き」は長く続けた人にも出てくる理由でした。
裏を返すと、「飽きないこと」が、長く続けるための絶対条件というわけでもなさそうです。3年続いてから飽きが来る人もいるわけなので。
なので、飽きたときにどうするかを先に決めておくと気がラクだと思います。毎週から隔週に落とす、しばらく休む、別のサービスと交互にする。今回読んだ中にも、休みながら使っている人がいました。やめるか続けるかの二択じゃない、というのは知っておいてよかったです。
うちが頼むなら、こうするなと思った
まだ頼んでない人間が言うのもなんですが、28件を数えてみて、もしうちが始めるなら、こんな使い方からかなと思いました。
- 家族の口に合いそうかを最優先で見る。今回の10件ではここがいちばん多かったので、値段だけで決めないようにする
- 受け取り方法を先に確認する。対面受け取りが必要なら、家にいられる曜日や時間帯を選ぶ
- アレルギーがあるなら、対応状況を申し込む前に。これは頼んでから調整できない部分なので
- いきなり毎週にしない。まずは「作れない日の保険」として。休める仕組みがあるかを先に見ておく
- 頼んだ週は、追加の買い物を増やさないようにする。買い物がほとんど減らなければ、宅食代が上乗せになりやすいので
そのうえで、もしうちが試すなら、まずは家庭の味に近くて、子どもと一緒に食べられそうなサービスから候補を見てみると思います。今回の口コミでは「飽き・味」や「家族が食べない」という声があったので、そこは申し込む前に確認しておきたいところです。
お子様にも安心!”添加物不使用”のつくりおきおかず実際に頼んだら、そのときはちゃんと書きます。冷蔵庫がどうなったか、うちの子が食べたか、で、結局こっちの手は空いたのか。そこは使ってみないと書けないので。
もうひとつ。ここまでは調理済みのおかずが届くサービスの話でしたが、「作るのは苦じゃない、献立を考えるのがしんどい」という場合は、食材とレシピがセットで届くミールキットのほうが近いかもしれません。今回続けていた人たちが手放せていたのも、調理そのものより献立を考える工程のほうでした。
食材宅配のヨシケイまとめ
- レビュー記事9本・利用者の声28件のうち、状況が確認できた19件は続けている9件/やめた10件でほぼ半々でした。3年、1年超といった長く続けている人もいます
- 続けている9件のうち4件は、不満を書きながら続けていました。全部満足でなくても続いている、というのは心強いところです
- 続いている人の声から何度か出てきたのは①「献立を考える」を手放せている ②休みながら使っている ③「作れない日」の保険にしているの3つ。どれも頼み方の話でした
- やめた10件のうち、食費を理由に挙げていたのは1件だけ。いちばん多かったのは「飽きた・味が合わない」の5件でした
- 食費は買い物や外食が減ったかどうかで結果が変わっていました。同じプランでも、家計への影響は同じではありませんでした
- 申し込む前に考えておきたいのは5つ。1.家族の口に合いそうか/2.量と頻度/3.受け取り/4.原材料・産地・アレルギー/5.買い物と外食を減らせそうか
- やめるか続けるかの二択じゃない。飽きたら休む、頻度を落とす。今回読んだ中にも、休みながら使っている人がいました
28件を数えてみて、いちばん救われたのは「不満ゼロじゃないと続かない」わけじゃなかったことでした。うちみたいに「合わなかったらどうしよう」で止まってる家は、たぶん構えすぎなんですよね。まず家族の口に合うか。話はそこからでした🍚


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