8月も後半に入ると、そろそろ気になってくるのが夏休みの宿題の残り。「終わってるの?」と聞いて「たぶん」と返ってきたときの、あの不安な感じ😅 我が家も毎年、8月20日あたりで一度ざわつきます。
去年、ここで焦って「早くやりなさい」と言い続けた結果、子どもが余計に動かなくなるという失敗をしました。あとから振り返ると、本人も何がどれだけ残っているのか整理できていなかったことが、一因だったように思います。
この記事では、8月後半から巻き返すための3ステップ(全部書き出す→日数で逆算する→進まない原因をつぶす)と、親がやること・やらないこと、そしてどうしても終わらないときの考え方をまとめました。同じように焦っている方の参考になればうれしいです😊
ステップ1:夏休みの宿題の残りを全部書き出す
いちばん最初にやるのは、残っている宿題を全部書き出すことです。頭の中だけで考えていると、量が実際より大きく感じられて、それだけで手が止まります。
学校からもらった一覧を見ながら、我が家では次のように分けて書き出しています。
- もう終わったもの(意外とあります。ここを見せると本人が安心します)
- あと少しで終わるもの(ドリルの残り数ページなど)
- まだ手をつけていないもの(自由研究・読書感想文などの大物)
- 親の手伝いが要るもの(材料の買い出し、提出物の記入など)
書き出してみると、「思ったより残ってない」となることも、「大物が2つ残っている」と分かることもあります。どちらにしても、量がはっきりすると次に何をすればいいか考えやすくなります。
見える場所に貼っておく
書き出したリストは、本人が毎日目にする場所に置いておくのがおすすめです。我が家は冷蔵庫に貼っています。終わったものを本人に消させると、残りが減っていく様子が目に見えることで、やる気につながる子もいます。
紙に書いてもいいのですが、書いたり消したりを繰り返すなら、貼って使えるホワイトボードタイプが手軽です。夏休みが終わったあとも、日々の持ち物チェックなどに使い回せます。
👆 消したときの跡の残りやすさは商品によって差があります。貼る場所の材質(凹凸のある壁など)によっては貼りつきにくいことがあるので、商品ページで対応面を確認してください。
ステップ2:残り日数で逆算する
次に、学校で決められた提出期限までの日数をもとに、1日あたりの量を決めます。我が家で大事にしているのが、最後の2日ほどを予備日にしておくことです。
体調を崩す日もあれば、急な予定が入る日もあります。ぴったりの計画を立てると、1日つまずいただけで破綻して、そこからやる気が完全に切れてしまいます。我が家はこれを何度もやりました😅
- 大物から先に日程を入れる → 自由研究や読書感想文は、まとまった時間が必要です。先に「この日にやる」と決めてしまいます
- ドリル系は1日分を小さく → 「1日5ページ」より「1日3ページ」くらいのほうが取り組みやすい子もいます
- 量ではなく時間で区切る手も → ページ数だと終わりが見えず嫌がる子には、「30分やったら終わり」のほうが取りかかりやすいことがあります
読書感想文がまだ手つかずなら、読書感想文が書けない子への声かけ3ステップで、本選びから書く順番までまとめています。自由研究が残っている場合は夏休みの自由研究・工作キット7選もどうぞ。
ステップ3:進まない原因をつぶす
計画を立てても進まないときは、やる気だけの問題ではなく、別の要因が影響していることもあります。我が家で効果があった工夫を挙げておきます。
順番と場所を変えてみる
- 嫌いな教科を朝いちばんに → 疲れてくる午後より、朝のほうが手をつけやすいようです
- 好きな教科から始めて助走をつける → 逆に、まず動き出すことを優先するパターン。お子さんによって合うほうが違います
- 場所を変える → リビングのほうが集中しやすい子もいれば、自室のほうが落ち着く子もいます。学習スペースが利用できる図書館なら、活用する方法もあります
猛暑日なら、涼しい図書館に避難ついでに宿題を持っていくのもおすすめです。近場で涼める場所は猛暑日の子連れおでかけ先7選にまとめています。
机まわりの小さなストレスを取り除く
意外と見落としがちなのが、道具のストレスです。鉛筆が削れていない、消しゴムが小さすぎる、椅子が合っていない。ひとつひとつは小さいことですが、集中が切れるきっかけになります。
「鉛筆を削りに行く」というだけで席を立ち、そのまま戻ってこない…というのが我が家のあるあるでした。手元で削れるようにしてからは、中断が減った気がします。リビング学習でも使いやすい静かめのタイプが向いています。
👆 動作音や削りカスの処理のしやすさは商品によって差があります。電動タイプは、小さいお子さんが指を入れられない安全機能があるかを確認してください。
ダイニングの椅子で宿題をする場合、大人用の高さのままだと足が浮いて姿勢が崩れがちです。クッションで座面の高さを調整すると、姿勢が安定して座りやすくなる場合があります。高さを変えられるタイプなら、成長に合わせて長く使えます。
👆 お子さんが使う場合は、足が床や足置きに届く高さになっているかも確認してください。厚みがありすぎると、かえって姿勢が崩れることがあります。
親がやること・やらないこと
ここが我が家の反省点でもあります。去年やってしまった失敗と、今年やろうと決めていることを分けて書いておきます。
- やること:一緒に書き出す・スケジュールを一緒に決める → 「決めさせられた」より「一緒に決めた」と感じられるほうが、取り組みやすい子もいます
- やること:材料の準備や買い出しなど、子どもだけでは進めにくい部分を引き受ける
- やらないこと:代わりに宿題をやる → 学校の課題は本人の学びのためのものなので、手伝うなら「聞き出す」「調べ方を教える」までにとどめたいところです
- やらないこと:一日に何度も進捗を聞く → 去年の私です。監視されている感じになって逆効果でした
- やらないこと:他の子と比べる → 「◯◯くんはもう終わったって」は、本人のやる気を下げてしまうことがあります
それでも終わらないときの考え方
ここまでやっても間に合わないことはあります。そのときのために、我が家で決めている優先順位を共有しておきます。
- 学校で提出が求められている課題を優先する → ドリルやプリントなど、全員が出すものから片づけます
- 任意提出の課題がある場合は、無理をしない選択肢も → コンクール応募など任意のものは、無理なら今年は見送るという判断もあります
- どうしても間に合わないときは抱え込まない → 学校へ相談しながら新学期を迎えるという考え方もあります。提出が遅れることより、追い詰められて夏休みの最後が真っ暗になるほうが心配です
- 先生に相談する → 学校の方針にもよりますが、事情を伝えて相談することで、対応を一緒に考えてもらえる場合もあります。相談することは悪いことではありません
お子さんによっては、書くこと自体に時間がかかる、集中が続きにくいなど、努力だけではどうにもならない事情があることもあります。発達特性や書字の苦手さ、体調面などが影響している場合は、「努力不足」と決めつけず、学校や、必要に応じて専門機関にも相談しながら、お子さんに合った進め方を探していくことも大切です。
まとめ
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| ①書き出す | 残りを全部リスト化 | 終わったものも書くと安心する |
| ②逆算する | 日数で割って1日分を決める | 最後の2日は予備に空ける |
| ③原因をつぶす | 順番・場所・道具を変える | やる気の問題とは限らない |
夏休みの宿題は、量そのものより「見えないこと」がしんどさの正体だと感じています。全部書き出して、日数で割って、1日分を小さくする。それだけで、8月後半の空気はずいぶん変わります。
そして、間に合わなかったとしても、それで子どもの価値が決まるわけではありません。親が焦りすぎず、お子さんの様子を見ながら一歩ずつ進めることが、結果として近道になる場合もあります。残りの夏休み、お互い穏やかに乗り切りましょう😊
生活リズムから立て直したい方は夏休みの生活リズムを整えるコツ7つもどうぞ。夏休み後半を乗り切るヒントをまとめています。


コメント